不倫相手との恋愛を成就させるのはただでさえ難しいものですが、彼にすでに子どもがいるとなると、さらに道のりは厳しいものとなりますよね。
子どもを大切にしたいという彼の気持ちも尊重したいですし、子どもから父親を奪ってまで不倫を実らせて果たして幸せになれるのか。
さまざまな考えに日々頭を悩ませていることでしょう。
ですが、彼のことを心底手放したくないと思うなら、結局は動き出さないことには何も始まりません。
そうでないと、彼は子どもがいることを理由に結局は家族の元へと帰ってしまうからです。
そこで今回は、子どものいる既婚男性を略奪する際のコツについて紹介していきたいと思います。
彼と幸せな未来を歩めるよう、ぜひ参考にしてみてください。
子どもがいる既婚男性はどんな時に離婚を決意する？
既婚男性の中でも特に子どもがいる場合には、離婚に踏み切るにあたって相当なエネルギーを要します。
そのためほとんどのケースでは実行するための勇気も行動力も出ない、というのが本当のところでしょう。
それでも、もし子どもがいる男性が現状や心に湧き上がる葛藤を乗り越えて新しい生活に踏み出す決断を下すとしたら、それはどんな時なのでしょうか？
さっそく見ていきましょう。
離婚後の生活に対する不安が消えた
子どもがいるとなれば、自分で引き取るにしてもそうでないにしても、子どもがいない場合と比べて養育費がかかってきます。
将来長きにわたってかかってくるこうした費用の負担は決して小さいものではないため、やはりどうしても経済面に対する不安が拭えないものです。
それなら、今後どうなっていくか先行きの読めない新しい生活に向けて一歩踏み出すよりも、現状維持の方がいいんじゃないか、と考えるのも自然な感情ですよね。
逆に言えばこうした不安を取り除くことで、離婚を決意するケースも多いようです。
不倫相手に子どもが懐いている
不倫をする男性でも、子どもへの愛情はまた別物です。離婚したら心身にどんな影響をもたらすのか、心配するのも親心。
そんな中で不倫相手であるあなたに懐いているなど、子どもの精神への影響も少ないと思えたら、彼にとって離婚のハードルも下がることでしょう。
今の家庭内に居場所がないと感じる
理由はその男性によってさまざまあるかとは思います。
ですが、結婚しているのに奥さん以外の女性と関係を持つ背景として、現状の家庭に不満を抱いていることが理由であるケースは少なくないものです。
そんな家庭内の亀裂が明確かつ修復が困難であると感じた時、既婚男性は子どもがいても逃げ出したくなってしまうのかもしれません。
奥さんとの関係がどのような状態であれ、子どもが自分を必要としてくれていると感じられたらなかなか離婚には踏み切れないでしょうけれど、逆に言えば必要とされていないと感じたら離婚できてしまうといったところでしょう。
不倫相手を信じられると確信した時
自信がない人の方が不倫に走ってしまいがち、という説もあるくらい、不倫中はあなたと同様かそれ以上に彼は不安を感じているものです。
お子さんのこともそうですが、大船に乗ったつもりで自分についてきて！というくらいの覚悟を見せれば、彼も安心してあなたと一緒になろうと決断してくれるかもしれません。
離婚せざるをえない状況に陥ってしまった時
不倫がバレる、不倫相手の妊娠などをきっかけに、せざるをえない状況に陥ってしまったことで本人の意思にかかわらず離婚となってしまうというケースもあります。
ただ、こればかりは奥さんがどのように出るかで離婚となるかどうかも変わってきますし、離婚となったとしても円満解決には至れないため、後に禍根を残すことが多いといえます。
子どもがいる既婚男性を略奪するときに考慮すべきこと
子どもがいる既婚男性を離婚させる、奪うとなれば、まず考えなければならないのはお子さんのことだということはわかっているかと思います。
ですが子どものこと、一言でいっても、ふんわりとした認識のままでは親権に考えなければならないことを見落としてしまいかねません。
子どものいる既婚男性を略奪するなら当然考えておくべき事項についてここからはより詳しく紹介していきたいと思います。
子どもが受ける精神的な影響
いくら彼と奥さんとの夫婦関係が破綻していたとしても、子どもにとっては父親も母親も実の両親に変わりありません。
特に思春期に両親の離婚という場面に出会うとチック症状を始め、不登校や引きこもり、深刻な抑鬱状態や自傷行為に走ると言った、社会的に不適応とされるさまざまな症状が出やすいと言われています。
ですから、やはり彼の子どもへの精神的な影響に関しては、無視できない上に最大限考慮すべきこととして頭の中に入れておくべきでしょう。
そういう意味では思春期年代のお子さんをお持ちの男性の場合は特に、離婚を急がない方が好ましいとされています。
理想を言えば、まだお子さんが物心つく前か、成人して自立もしているタイミングが離婚を進めるのに適した時期だと言われています。
親権について理解を深め、どうするか考える
親権とは、まず第一に子どもの利益のために考えられるべきものです。その上で、教育や財産の管理などを行なう決定権を持つことができるようになるのが、親権を持つということでもあります。
まず、離婚となった場合彼は子どもを引き取るつもりでいるのか、あるいは奥さんに任せようと考えているのかをきちんと話し合いましょう。
彼の希望によって、彼の子供へのあなたの接し方や距離感なども変わってくるからです。
そしてもし彼が親権を取りたいと考えているなら、離婚に際して彼の方が有責とならないよう、不倫関係は絶対に奥さんに知られないようにしなければならないことを覚えておきましょう。
養育費など経済面での負担
離婚に際しては財産分与や慰謝料、弁護士に依頼する場合はその費用などもかかってきます。
それに加えて親権を彼の奥さんに渡すことになった場合、お子さんが成人するまでは養育費が毎月かかってくることも考慮しなければなりません。
養育費の平均的な金額は月に5万円と言われていますが、この金額は彼と奥さんの収入によって変動します。
毎月固定で、そして決して小さくない金額の出費を要することは、彼とその後結ばれた場合に大きな負担となってくるものです。
しかし、彼を略奪するということは、彼の苦労や責任を分かち合い、共に支え合いながら乗り越える覚悟を持つということでもあるのです。
そのことを忘れずにいましょう。
離婚後も奥さんとの縁は切れない
離婚に絡む手続き以外にも毎月の養育費や面会など、離婚後も折に触れて彼は奥さんとやりとりしなければなりません。
離婚したら奥さんやお子さんと完全に縁が切れ、2人きりの生活を始められるということはまずないのです。
彼が前の家庭に戻りたくなってしまうのではないか。奥さんと比べられ続けるんじゃないか。
関わりが残ってしまう以上、そうした不安を常に抱えながらの生活が待っているのです。
そんな不安に耐えられるのか、抱えることになっても彼と一緒にいたいのか、よく考える必要があるでしょう。
子どもがいる既婚男性を離婚させる方法
ここまでは子どもがいる既婚男性を離婚させるにあたって考慮しなければならない点について紹介してきました。
どんなに険しい道を歩むことになっても、それでも彼を離婚させ、一緒になりたい。
そういう方のために、ここからは具体的に子どものいる既婚男性を離婚させるための方法を見ていきたいと思います。
子どもとの適切な距離感を保つ
たとえば彼が子どもを引き取るのならお子さんとも多少面識があった方がいいかもしれません。
しかし、逆に奥さんが引き取るならあくまで第三者として、お子さんには近づきすぎない方が良いでしょう。
このように、彼と奥さんが選んだ結果によってあなたが彼のお子さんへの接し方や距離感について考えるのは重要なことです。
また、彼の中に奥さんに対するどんな想いがあったとしても、お子さんに対する親心はそれとは別物として考えるべきです。
万が一にもお子さんに対する愛情を恋愛のそれと一緒にして彼を責めることのないように気をつけてくださいね。
広い心と視野を持つ
離婚はただでさえ、時間や手続き、心理的な負担など、多大なエネルギーを要するものです。
お子さんがいるとなれば離婚後も奥さんとの関係は続いていきますし、お子さんが成人するまでじっくりと時間をかけて取り組むべき事由も当然あるでしょう。
このように、子どもがいて既婚者である彼を奪うということには、結婚や離婚というカタチでは割り切れないしがらみがついてくるものなのです。
だからこそ、仮に彼と結ばれたとしても、綺麗なカタチの夫婦にはなかなかなれないので、歯がゆい思いをすることもあるかもしれません。
ですが、彼と一緒にいることを大事にしたいのであれば、形式に囚われない広い心と視野が必要なのです。
彼にとって一番の理解者となる
彼が離婚について、親権についてどんな選択を取り、どのように進めていくのか。
彼の選択を受け入れ、理解を示すことが何より大切であるということはあなたもすでにわかっていることかと思います。
特にお子さんのことは、離れて過ごすことになればそれだけ、父親不在という状況を作ってしまったことへの罪悪感も彼の中で生まれるでしょう。そうした気持ちを少しでも和らげるためのフォローも忘れずにいたいところです。
そうして彼に寄り添う姿勢を見せることが、何より未来に対する彼の不安を軽減し、あなたとならこれから先もやっていける、だからこそ離婚して早く一緒になろうという決意への後押しとなるのです。
別居を提案する
子どもがいる既婚男性にとって、いきなり離婚を進めるのは心理的にかなりハードルが高いものです。
奥さんとの関係を考え直させ、子どもに対する関わり方を徐々に離婚後の生活を踏まえたものにシフトしていくイメージで、まずは別居を提案してみるというのもひとつの手でしょう。
完全別居が難しいなら、週の半分だけ、あるいは平日だけ、といった形で段階を踏ませる提案をするのもアリです。
経済的にフォローする
子どもがいる人にとって、離婚に対して感じるハードルの最たる原因は、離婚後の生活、そして子どもに対する責任感。
そして、そのどちらを考えた時にも現実的な課題として直面するのがお金の問題です。
お金持ちの人ほど離婚に踏み切りやすいとされているくらいですからね。
ですから、彼に対して経済的にフォローできるという姿勢を見せることが大切です。たとえば、デートの費用をあなたも負担する。あるいはお金がかからないデートを提案する。
貯金をして、有事の際にはあなたのことを助けられる、ということを示すのも良いですね。
そうすることで彼も、離婚してもあなたと暮らしていくことができそうだ、養育費など子供に対する責任も果たせそうだ、と安心できるのです。
奥さんとなるべく円満に離婚できるように協力する
不倫相手の立場としていうにはあまりにも綺麗事すぎないか、と感じるかもしれませんが、彼が奥さんとなるべく円満に別れられるように協力することも大切です。
というのも、どんなに関係が破綻している夫婦ではあったとしても、長年共に過ごしてきた仲。子どもはもちろんのこと、奥さんに対しても情があるものです。
だからこそ、離婚した後にどんなふうに過ごすことになるのか、どこかで心配する気持ちが芽生えてもおかしくはないんですね。
そして、そのような相手とイヤな形で別れれば、彼の心にしこりを残すことになってしまいます。そのしこりは、あなたとの新しい生活に暗い影を落としてしまうことにもなりかねません。
時には我慢も必要になることもあるかもしれません。
ですが、なるべく奥さんが納得する形で、彼の中にわだかまりを残さず新しい生活に踏み出せるよう、協力するようにしましょう。
これをやると幸せになれない！子どもがいる人を略奪するにあたってやってはいけないこと
ここまで紹介してきた内容からなんとなく察している方も多いかもしれませんが、子どもがいる彼を略奪するにあたって、やってはいけない行動というものも当然あります。
こうした行動をとってしまうと、彼が離婚してくれない、あるいは離婚してくれたとしても幸せになれない可能性大。
そんな未来を回避するためにも、やってはいけないNG行動についても押さえておきましょう。
離婚を急かすなど、彼のことよりも自分の要求や気持ちを優先する
相手には奥さんがいて子どもがいる。
だからこそ、独身でフリーな人同士の恋愛にはないツラい思いもたくさんしてきたことでしょう。
彼が家庭に帰ってしまうのではないかと常に不安を抱えているからこそ、早く彼を手に入れたいと焦っているんですよね。
ですが、既婚男性を略奪する上で、彼に離婚を迫る、離婚してくれないことを責める行動は御法度。
自分の気持ちばかり優先してしまえば、彼はあなたを敵とみなして警戒されてしまいます。
親として子どもを守らなければという思いから、距離を置かれてしまったり、最悪のケースでは別れを切り出されることもあるかもしれません。
必要なことすら話し合わない
離婚そのものは彼と奥さんの夫婦の問題であったとしても、親権や養育費を始めとした離婚後の2人の生活について話し合うべきことを話し合わないで丸投げしてしまえば、彼はどう感じるでしょうか。
そもそも彼が離婚するとなればその原因の一端をあなたは担っているわけです。
そんなあなたがフォローしようともしてくれないとなれば、無責任だと思われますし、離婚というリスクを負ってまで一緒になる意味を見出せなくなってくるでしょう。
また仮に離婚が成立したとしても、その後きちんと話し合わなかったことで意見や価値観などの食い違いも発生してしまう可能性が高まります。
現実的な問題から目を背ける
子どもがいる離婚者を略奪するとううことは、愛があれば、で押し切ろうとしてもどうにかなるものではありません。
奥さんのこと、お子さんのこと。離婚に際してかかる慰謝料や今後も支払い続ける養育費。2人でこれからどうやって暮らしていくか。
彼が晴れて離婚してくれても、2人の前にはいくつもの問題が立ちはだかるでしょう。
それを勢いで乗り切ろうとしても、いずれ彼との関係は破綻します。ひとつひとつの問題ときちんと向き合い、2人で乗り越えていく姿勢は必要不可欠なのです。
最後に
彼を離婚させ、不倫愛を叶えるのは並大抵の努力では成し遂げられるものではありません。
そこに加えてお子さんもいるとなれば、待ち受けているのは茨の道となるでしょう。
その渦中にいる彼のことを理解し、支え、共に歩んでいく姿勢を見せてこそ、初めて彼も安心してあなたの手をとってくれるでしょう。
どうしても彼との愛を叶えたいのであれば、今回紹介した内容を忘れず、彼に寄り添い続けてくださいね。
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